目次
こんなお悩み
ありませんか?
- 歯ぎしり、食いしばりが強い
- 顎の筋肉が強張っている
- 肩こりや頭痛がひどい
- 日常的にぐっと噛み締めてしまうことがある
- よく顎が痛くなる
- 治療したつめ物が欠ける、外れる
- 歯ぎしり用のマウスピースにすぐに穴が開いてしまう
ボツリヌス注射とは
ボツリヌス注射とは、無毒化したボツリヌス菌を過度に緊張している筋肉に注射することで、一時的に緊張をほぐす治療法のことを言います。
美容の世界ではシワとりや小顔効果などでよく知られていますが、歯科の領域では、咬筋の緊張をほぐし、歯ぎしり食いしばりによる症状の緩和のために用いることが多いです。
費用について
ボツリヌス注射は保険がきかない治療となります。
ボツリヌス注射 | 33,000円(税込)/1回 |
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効果期間・頻度について
ボツリヌス注射の効果は個人差がありますが、約3~5ヶ月ほどと言われています。 効果が実感できるのは施術当日ではなく、3〜4日経過した頃からで10〜14日ほどでピークに達すると言われています。
効果は永続的なものではなく、徐々に弱まってきます。 3回摂取することで効果が持続しやすいとされているので、約3〜5ヶ月毎に3回摂取を推奨しております。
ボツリヌス注射の
安全性・リスクについて
ボツリヌス注射に使うボツリヌス菌のタンパク質は、医療用に精製された完全に無毒化したものであり、人体に影響することはありません。
また、当院では韓国の医薬品メーカー最大手デウン製薬が製造したナボタ(NABOTA)のボツリヌストキシン製剤を使用しております。
ナボタ(NABOTA)は、韓国のKFDA(韓国食品医薬品安全庁)での認可とあわせて、世界で最も厳しいといわれる米国FDAの安全基準・品質基準をクリアしたボツリヌストキシン製剤となります。
ボトックスとの違い
ボトックスとは、ボツリヌストキシン製剤の商品名のことです。
ボツリヌス注射とボトックス注射は名前の違いであって、ボツリヌストキシンから抽出されたタンパク質を使用している点では変わりはありません。
痛み・副作用について
採血や点滴と同じく、針を刺すときのチクっとした痛みはあります。また、製剤を注入するときにも多少痛みを感じることがあります。痛みは瞬間的で極細の注射針を使用することで軽減することができます。
注射部位に赤み、内出血が出ることがあります。ほとんどが一時的なものですので、時間の経過とともに自然に消えていきます。筋肉が抑制された感覚として、顎が重だるく感じることがあります。症状は自然と消失していくことが殆どです。
ボツリヌス注射ができない方
- 妊娠中、妊娠の可能性のある方
- 授乳中の方
- アレルギー反応を起こしたことのある方
- 神経筋接合部疾患の方
- 重篤な心疾患または肝・腎疾患を有する方
- 注射部位に炎症がある方
ボツリヌス注射のまとめ
ボツリヌス注射をすることで、咬筋の緊張が取れ、歯ぎしり・食いしばりが及ぼす悪影響の対策となります。
また、効果には個人差はありますが咬筋の緊張が取れることでお顔がすっきりする効果も期待できます。
歯ぎしりや食いしばりで悩んでいる方はお気軽に当院までご相談ください。